たまごの「ぶなざわ」

一貫した衛生管理

飼料・鶏舎・GPセンター・商品まで、一貫した衛生管理

通常サルモネラには2300種以上の血清型があるといわれていますがそのほとんどは人に対して害を及ぼさない菌です。
特に近年中毒の被害が発生しているのはサルモネラ・エンテリティディス(Salmonella Enteritidis)(以下SE)と呼ばれるものです。
これに対してハイブナエッグでは、以下のような処置、対策を施し、SEをはじめとした衛生管理対策とHACCPの積極的な取り組みにより安心できるたまごを生産販売することを重点課題にしております。

1. 雛・育成の段階での対策

ハイブナエッグの対策ではまずひよこの前のたまごを産む種鶏のサルモネラチェックから始まります。その後初生雛の導入時には毎回サルモネラフリー鶏だけを導入致します。また産まれたばかりのひよこはほとんど無菌状態で生まれ、その後、飼育環境や飲水・飼料などによっていろいろな菌に感染しそこで体内に細菌叢(さいきんそう)が形成します。そこで孵化して初めてひよこが食するものに有用細菌(乳酸菌種とその菌の栄養源であるフラクトオリゴ糖などが入った特殊飼料)を与えひよこの腸内細菌叢をいち早く理想的な状況に作り上げていきます。こうすることによって、その後たとえ有害菌が入ってきても比較的軽微な影響ですむのです。

2. 卵鶏農場においての対策

実際に卵を産む段階の鶏になると疾病対策として予め免疫抗体のつくるためにワクチンの接種を受け病気に抵抗力を持たせ薬剤の添加の可能性を少なくします。
また農場の運営管理も1鶏舎づつの管理担当者を定め、各種の衛生管理プログラムや飼養管理ローテーションについても病気にかからない、病気にかかりにくい健康で丈夫な鶏の育成管理を目指しております。

3. GPセンターでの対策

ぶなざわ衛生管理プログラム(HACCP)にもとづいて温度管理、鮮度維持、防菌対策に努力しております。各店舗様には月に2回公的認証を受けた第3機関に依頼してSE等の調査結果をご送付させて戴いております。

4. 販売店、消費者の皆様へのおねがい

生産者と流通業者と消費者とが協力し合って多くの栄養素を含んだ優れた食品であるたまごを皆でおいしく安全に召し上がる為にも、ご協力とご理解のほどお願い申し上げています。

ぶなざわ衛生管理プログラム(HACCP)

HACCPの考え方に基づいた段階的なチェック方法により、原料の入荷から製造、出荷までの全ての行程において厳しく安全性の検査をしています。

  1. 安全衛生管理項目
    a 従業員行動指針
  2. 鶏卵品質検査項目
    内部・外部試験検査
  3. 衛生基準概要
    a GP環境
    b 物流環境
  4. 販売店、消費者の皆様へのお願い

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